一般社団法人 医療材料統合流通研究会

活動内容詳細

経済産業省の「医療機器トレーサビリティデータバンク利活用実証事業」に採択(2018年8月~2019年3月)
医療機器のサプライチェーンにおいて、製造現場から最終的に消費される医療現場(病室・手術室等)での流通および消費などの物流データを一元化し、その情報を製造・流通・病院の各ステークホルダーで共有することで医療物流関連業務のイノベーションを創出することを目的としています。
標準GS1バーコードを活用して手術室やカテーテル室での消費情報を記録し、病院の納入された流通情報などとともに医療機器トレーサビリティデータバンクに格納し活用するという内容です。
カテーテル室のシステムでは預託されているカテーテルの在庫をRFIDタグを用いてリアルタイムに把握するという取り組みも行っております。

ディーラを含めた医療機器の供給者は、リアルタイムな消費状況の分析により需要予測や効果的な生産計画が立案でき、医療機器マーケットの動向を把握することで新しいサービス創出につながるというメリットもあります。ロットNo等の製造情報を含む“モノ”の動きは、製品個体を患者までトレースすること(トレーサビリティ情報)で医療安全につながります。
更には、診療情報と関係付けたデータ活用ができれば、より大きな効果が期待できます。"
【会員限定】
医療機器トレーサビリティデータバンク利活用実証事業の報告書
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